うつ病への道のり①(同期との関係)
うつ病への道のりを少しずつ書いていきます。大学院生として研究に打ち込めると心弾ませて入学したのですが、そこではいろんなことが待ち受けておりました。
うつ病なった原因は大きく二つあると思っています。
①大学院での人間関係
②バイト先の人間関係
今日は①大学院での人間関係を。
研究室はいくつかあるのですが、
同じ分野の研究室は合同で動くことが多く、私の場合は二つの研究室が合同でゼミをしたり飲み会をしたりしていました。
そのもう一つのゼミに入った同期がとても不思議な人で、それに参ってしまったのです。
今でいうアスペルガーと言ってもいいのかもしれません。
・空気が読めない
・複雑な作業ができない
・コミュニケーションをとるのが上手くない(目上の方へも失礼な態度や言動をとる)
さらに、研究へのやる気もなく、
やる気のない発表、言い訳やごまかしなどで、私自身もとてもイライラしていました。
同期の態度や言動に日々触れること
周囲がギスギスすること
それだけでもストレスが溜まりました。
無意識に私がしっかりしなくては、と思っていたと思います。
発達障害気味のグレーゾーンの人への研究室内での対応も良くなかったと思います。普通の人と同じように指導しようとしてしまったのですね。
例えばですが、共同スペースで研究室の先輩が数時間も説教するのを聞きながら、作業をするのは本当にしんどかったです。
同期は陰でその説教を聞きつつも、「お腹すいたな、と考えていた」と言っていたので、がっかりしました。
指導教官もなぜ入学を許したのか、
未だに疑問です。
研究室の飲み会などは修士の一年生が企画運営する風潮なのですが、
同期が失礼な態度をとったりしたら周りに迷惑がかかってしまうと、私はなるべく1人で全てをこなそうとしました。(同期には簡単な作業を任せて、先輩たちにはごまかしていました)
研究を進めつつアルバイト(この時はインターン、TAも含めて4つ)をしつつ、40人規模の飲み会(5人くらいお祝い事が重なっている)を運営するのは大変でした。完全にランナーズハイ…
目上の人教授や研究員へのやり取りはとても緊張するものでしたし、お金やプレゼントを考えるのも大変でした。
この辺りから、だいたい秋頃から、体調も崩しがちになっていました。
同期への不満を、先輩に相談したときのことが忘れられません。
「あなたのためになるから、同期を指導してあげて」
え、わたしが教育しなきゃいけないの?
愚痴を聞いてくれて気が抜けて涙が出た振りを装って、やってられん…と衝撃で泣きました。この先輩もなかなかの人なのですが、なんだかやるせなくなってしまいました。
いま私は大学から離れているので、同期が飲み会を運営してるようでメールが回ってきます。できない人ができるようになると褒められる、私は褒められることはなかったので、正直羨ましいです。。。